ジョブカードの書き方

ジョブ・カードはA4縦型の用紙です。
大きく分類すると3つの様式で構成されています。
様式1から記入し始めると迷ってしまうので、
記入しやすい順序をご説明します。

 

1. まず最初に「様式2」を記入します

様式2は職務経歴シート(様式2)です。

・第1面にはこれまでの職務経歴を順番に記入します。原則として勤務した会社ごとにシートを作成することになっています。

・第2面の雇用先責任者による署名・確認印をもらうことになっていますが、なくてもかまいません。

 

 

2. 次に「様式3-1」を記入します

様式3は職業能力証明シートです。

様式3-1は免許・資格を記入します。

・「免許・資格の名称・取得時期」には、免許や資格の正式名称を記入します。
取得した資格で業務内容に関連するものはすべて書きましょう。取得した理由等も記入するといいと思います。

・「免許・資格の実施・認定機関の名称」は、実施・認定機関の名称をウェブサイト等で確認してから記載しましょう。

・「免許・資格の内容等」も併せて確認してください。
ただし、「普通自動車第一種免許」のように一般的な免許等については、記載する必要はありません。

・免許・資格が特にない人は、具体的に受験日が決定しているものについては、取得前でも記入ができます。

・すでに失効したもの、一次試験だけ合格したものについては、その旨を明記した上で記入します。

・卒業証明書、免許、資格の証明書類を様式3と共にPDF化して一緒に保管しておくことが推奨されています。

・PDFではなく紙で保管する場合は、ジョブカードと同じA4サイズに縮小して保管すると便利です。

 

3. 次に「様式3-2」を記入します

様式3-2は、学習歴・訓練歴を記入します。

・「証明」といっても卒業証明書のような、学校長などが作成して交付する書類ではなく、学歴などを全て自分で記入するものです。

・卒業証明書、免許、資格の証明書類を様式3と共にPDF化して一緒に保管しておくことが推奨されています。

・PDFではなく紙で保管する場合は、ジョブカードと同じA4サイズに縮小して保管すると便利です。

・その他に、職業訓練を受けたときの評価を記入してもらう様式3-3があります。

 

4. 次に「補助シート」を記入します(様式1-1)

・様式2,3-1,3-2は、過去の事実を振り返り、その上で様式1-1に取り組む流れのほうが自然に書きやすいのですが、作成補助シートを使えば、様式1-1をしっかり作るのに役立ちます。

・点線の部分をつなげると様式1-1が出来るようになっています。

(補助シートを書かなくても様式1-1を作成することも出来ます)

 

5. 最後に…「様式1-1」について

キャリア・プランシート(様式1)は、さらに就業経験のある人用の 様式1-1 と、就業経験のない人・学卒者用の 様式1-2 があります。

・補助シートを書かなくても、書ける方はいきなり様式1-1を書いても良いです。

・様式1-1の第2面は、面談後にキャリアコンサルタントが記入します。

PDF形式で全様式 ダウンロード(zip形式 213KB)
(1-1、1-2、2、3-1、3-2、3-3、参考様式 再就職援助措置関係シート)

EXCEL形式で全様式 ダウンロード(zip形式 1311KB)
(1-1、1-2、2、3-1、3-2、3-3、参考様式 再就職援助措置関係シート)

参考:厚生労働省 ジョブカード制度総合サイト  ジョブカードの様式と記入例 より

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